第8回 横浜最強座 第3位入賞「はなだ」さんのデッキレシピとそれを見たえじえ。の感想など

昨年の横浜最強座で第3位に入賞された、「はなだ」さんのデッキレシピとそれを見たえじぇ。の感想などです


・エクストリームスタイル

f:id:eje_ver6:20200605041154j:image

f:id:eje_ver6:20200605041211j:imagef:id:eje_ver6:20200605041208j:image

青単世界軸の“ウラン”&“イングリッド”ですね。

 

「世界」デッキは概ね強烈なデッキになりやすいですが、

このデッキでは元々サーチ多段で性能を発揮しやすい“ウラン・M・ライホルド”が「世界」によって更に性能を発揮しやすくなっています。

・1枚目の効果であるコストバックにより“ウラン・M・ライホルド”のプレイ回数や手札を通過する機会を増やせること

・2枚目効果である ブレイク条件の無視は“イングリッド・フェアフィールド”だけでなく“ウラン・M・ライホルド”にも適用されるので「世界」が擬似的な下段としても機能すること

・3枚目効果のインフィニティによって恒久的にエフェクトコストを確保できること

・4枚目効果(とパーマネントカードの組み合わせ)により必要に応じてサイズを気軽に大きくできること


…などが挙げられます(「世界」色々やれるので書ききれない)


他に目を引くポイントというと、3ターン目に確実に「世界」を使用する理想の動きに焦点を当ててた青ファクターの取り方でしょうか。

ブレイクカードは1F圏だと「バレンタイン魔女」を2枚と「ハープ奏者」4枚(後攻時)、キャラクターカードに採用された「新人VA」&「マジカルコスプレガール」が理想の動きをサポートします。

1ターン目「新人VA」→2ターン目「マジカルコスプレガール」支配→3ターン目にエフェクトで青3ファクターという動きはとても綺麗ですね。


「古代魔法研究家」ではなく「ハープ奏者」を採用できるアイコン周りと、新人VAからの戦い方のバリエーションは是非見習いたいと思います。


「新人VA」や「チェインバーメイド」が“ウラン・M・ライホルド”の他色素体を兼ねているのには本当に感動してしまいました。


見れば見るほど色々考えさせられるデッキでした。

 

 

・ギャラクシースタイル

f:id:eje_ver6:20200605041419j:image

f:id:eje_ver6:20200605041529j:imagef:id:eje_ver6:20200605041525j:image


黒単天使軸に“エルムティムベル”が採用されたデッキです。


天使軸の絶対的アタッカーである“アラエル”と攻守万能型の“エルムティムベル”の2トップと、何より人気の高い各色への対策が目を引きます。


赤キャラクターの枠に採用されている「連依」がとても特徴的で、普段は“ラプンツェル”や“アラエル”の耐久3素体を兼ねながら(“娑羯羅“ビームを掻い潜って)エフェクトの効かない“不動明王”対策のできるシンクロ要員として機能します。


本来なら“娑羯羅”系列のデッキを相手にする際には、カウンターを掻い潜って「精鋭天使」や「天界の調べ」を通さないと

『“アラエル”が“不動明王”と相討ち→“アラエル”をブレイクし直す手間→“早蕨”の差でデッキ切れ』

という黒側が不利なパターンになりがちですが、「連依」がいればカウンターの有無にかかわらず強気に出てくるのは強かったです(体験談)

※参りました


また「カーテナ」も採用することで緑系のデッキに対しても強い構成になっています。

特に“エルムティムベル”の精神力が1上がるのは緑相手だと本当に強烈ですね。

軽量ブレイクや“ラプンツェル”にセットするだけで、パンプアップが無ければ“アルティア”なども相手に出来ます。


“エルムティムベル”との共通素体でもあり“マミ&エミ”等のパンチを受け止めやすい「エンジェルフ」や、“アラエル”をより強力に運用できる「トライデルビシュ」が採用されていて…60枚の枠の中でここまで綺麗に各人気色への対策カードを積めるのかと大変感銘を受けました。